⑧からの続き
住宅ローンについて調べまくった私が、次に調べたもの。
それは、助成金について。
助成金こそ、本当にこちらから言わないと出てこない最たるものだと思うんです。
リフォームに関してのこだわりは、耐震と断熱が絶対だったので。
前から、地域の「耐震化促進のための補助制度」があることは調べていました。
なので、そこから探っていきます。
が。
ええ、住宅ローンのときもそうでしたが……。
こちらは、更に……沼りました……。
知らないこと、分からないことだらけで……。
知らない単語が多すぎる。
知らない制度も多すぎる。
色々と煩雑過ぎる!
複雑すぎる!!
情報を読み込んでいくのに、かなり時間を費やしました。
地域の補助制度を利用するにあたっては、耐震診断、耐震設計、耐震改修の三段階に分かれていること。
そして、それぞれで助成金が出るという内容を知りました。
もちろん、適用条件だったりが、細かく設定されているわけですが。
他にある、地域の助成金と一緒に受けられるのか、とか。
いちいち、調べることが出てきて、正直血反吐を吐きそうでした……。
でも、ある程度自分の中で理解しておかないと、絶対に損をすると思ったのです。
実際、これを調べていたから、⑦で書いたように「耐震診断をしないといけないから5万円かかる」という話を、突っぱねられたわけですが。
他にも、やっといてよかったと、先々で思いました。
相手のペースに飲まれずに、フラットな状態で話ができます。
おいおい書くことになりますが、どこの会社にリフォームをお願いするのか。
そういうものの判断材料にもなりましたし。
色々良くしておいて、選んでもらおうって思ってるのかなー?と感じてしまったり。
今振り返ると、一番つらい期間でしたが、その成果はあったと思っています。
話が逸れてしまった……。
そんなわけで、地域の助成金だけではなく、他にもないのかな?と思って調べた結果。
出てくる、出てくる……。
一応、私が調べた「住宅に関する優遇制度」を挙げておきます。
ちなみに、2020年5月時点の情報なので、その後どうなっているかは分かりません。
地域の助成金
固定資産税の減額
住宅ローン減税
すまい給付金
高性能建材による断熱リフォーム支援事業
次世代住宅ポイント
長期優良住宅化リフォーム推進事業
今となっては、これは当てはまらないんだよね、って分かるんですけど。
ちなみに、私が使う予定のものは、固定資産税の減額、住宅ローン減税、長期優良住宅化リフォーム推進事業、の3つです。
(本当に細かいところまで読まないと、分からないことばっかりです!)
その時は、とりあえず調べられるだけ調べました。
「家を建てる 助成金 控除」で検索をして。
まとめてくれてるサイトがあって、ものすごく助かりましたが……。
一個ずつサイトを開いて、読み込んでいくのは本当に……しんどかった……。
知らないことを知るのは基本的に楽しいと思う方ですが。
(少なくとも住宅ローンのときは、まだ半分ぐらいは楽しめていた)
検索、検索、検索……が続き。
脳みそがオーバーヒート寸前。
楽しさ3%、苦しさ97%ぐらいの割合で、もうぐったりです。
でも、これだけ調べておいたら、これ使えますか?って聞けるじゃないですか、プロに。
無理だったら理由も聞けるし、分からなかったことが分かって一石二鳥。
実際、こちらから助成金を使いたいって言いました。
これはある意味、牽制になったかなと。
後で分かったことですが。
住宅の助成金に関しては、このお仕事をしている人たちですら、全てを理解している人はいないです。(笑)
それぐらい、ややこしいってことですよ!!
リフォーム会社さんにも言われましたもん。
助成金の手続きがややこしいから、受けるのを尻込みする人はたくさんいる、と。
……私、めっちゃ嫌な客だったのでは……。
でも、裏を返せば、私が知らなかったらスルーされていたって可能性もあるわけで。
聞かれないし、この人やったら調べもせんやろ、何も言わんでいいかってなっても不思議じゃない。
自分が苦手なことを、勧めにくいのは分かりますし。
面倒な手続きなしで、成果をあげられた方が、楽ですしね。
その気持ちは、非常にわかるので、営業の方を責めるつもりは毛頭ありません。
でもね……そうなると。
ほら、情報弱者は馬鹿をみる、ってことになるじゃないですか。
だから、調べておいて良かったなと、つくづく思います。
てなわけで、分からないことも多々ありながらも、ある程度までは調べつくしました。
自分の中で、これ以上は無理だと思うところまではやり切ったので。
これで良しとしまして。
次は、見積もりに来てもらうぞー、の回です。